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「GeForce Experience 3.25」にAIがバッテリー効率を管理する「Battery Boost 2.0」

ゲームの入力~表示までの遅延を自動計測・最適化する「Reflex Analyzer」にも改善

「GeForce Experience」v3.25.0.84

 米NVIDIAは2月7日(現地時間)、「GeForce Experience 3.25」をリリースした。「GeForce Experience」は、「GeForce」シリーズのGPUを搭載する環境で利用できるユーティリティ。Windows 7/8/10に対応しており、現在同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。

 「GeForce Experience 3.25」では、バッテリー消費の最適化システム「Battery Boost」が刷新。AI技術を用いてプラットフォーム全体をリアルタイム制御する「Battery Boost 2.0」へとアップデートされ、ゲームプレイ時におけるバッテリー駆動時間が最大で70%延長された。この機能は第4世代の「Max-Q」テクノロジーを搭載するノートPCで利用可能。

 また、「Reflex Analyzer」で自動構成機能が利用できるようになった。「Reflex Analyzer」は対戦ゲームにおけるシステム遅延、つまり入力から表示までにかかる時間(click-to-display レイテンシ)を測定・最適化する技術。本バージョンでは対応モニターのUSBポートにマウスを接続し、[Alt]+[R]キーを押すだけで遅延を測定できるようになっているとのこと。

 そのほかにも、最適化設定が可能なゲームを新たに25タイトルも追加。不具合やセキュリティアップデートも含まれているという。