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「Windows 11 バージョン 22H2」でゲームのパフォーマンスが低下 ~NVIDIAが対策を実施

「GeForce Experience 3.26」をベータリリース

NVIDIA、「GeForce Experience 3.26」をベータ版として公開

 米NVIDIAは9月23日(現地時間)、「GeForce Experience 3.26」をベータ版として公開した。「Windows 11 バージョン 22H2」へアップグレードした後に一部の環境で発生していたというパフォーマンス関連の問題が解決されているとのこと。

 「GeForce Experience」は、「GeForce」シリーズのグラフィックスカードのポテンシャルを引き出すために無償提供されているユーティリティ。GPUドライバーを最新の状態に保ったり、ゲーム設定を自動で最適化する機能を備える。対応OSはWindows 10/11。

 「GeForce」に関しては、「Windows 11 バージョン 22H2」へアップグレードするとゲームのフレームレートが低下したり、スタッター(カクつき)が発生する問題が一部のユーザーから報告されていたが、「GeForce Experience 3.26」ではこれらが解決されているようだ。まだベータ版ではあるものの、同社は「Windows 11 バージョン 22H2」ユーザーに対し利用を呼び掛けている。

 そのほかにも、このバージョンでは「ShadowPlay」録画機能が強化され、「RTX 40」シリーズで8K 60FPS HDRによる録画が可能となった。ゲームの最適化機能においても、新たに51のタイトルがサポートされている。