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NVIDIA製GPUディスプレイドライバーに11件の脆弱性 ~来週にも修正版が公開

「CVSS v3.1」のベーススコアは最大で「8.5」

同社が公開したセキュリティ情報

 米NVIDIAは8月2日(現地時間)、同社製のGPUディスプレイドライバーに複数の脆弱性が存在することを明らかにした。対策を施した最新版のドライバーがリリースされている。

 今回のアップデートで修正された脆弱性は、CVE番号ベースで11件。「CVSS v3.1」のベーススコアは最大で「7.8」となっている。脆弱性の詳細は以下の通りで、括弧内はCVSS v3.1のベーススコアと影響するプラットフォーム。

  • CVE-2022-31606:データ検証の不備(7.8、Windowsのみ)
  • CVE-2022-31607:データ検証の不備(7.8、Linuxのみ)
  • CVE-2022-31608:オプションのD-Bus構成ファイルの欠陥(7.8、Linuxのみ)
  • CVE-2022-31610:範囲外の書き込み(7.8、Windowsのみ)
  • CVE-2022-31617:範囲外の読み取り(7.8、Windowsのみ)
  • CVE-2022-31612:範囲外の読み取り(7.1、Windowsのみ)
  • CVE-2022-31613:ヌルポインターの逆参照(7.1、Windowsのみ)
  • CVE-2022-34665:ヌルポインターの逆参照(6.5、Windows/Linux)
  • CVE-2022-34666:ヌルポインターの逆参照(6.5、Windows/Linux)
  • CVE-2022-31616:範囲外の読み取り(6.1、Windowsのみ)
  • CVE-2022-31615:ヌルポインターの逆参照(5.5、Linuxのみ)

 任意コードの実行やサービス拒否(DoS)、特権昇格、情報の漏洩、データの改ざんなどにつながる恐れがあるため、できるだけ早い対処が必要だ。Windows環境で「GeForce」製品を利用している場合は、以下のバージョンへアップデートする必要がある。

  • R515:8月8日の週に利用可能
  • R407(Windows 10/11):473.81
  • R470(Windows 7/8.x):473.81(「Kepler」シリーズのみ)

 NVIDIA製GPUの最新版ドライバーは現在、公式サイトから無償で入手可能。同社が提供するユーティリティ「GeForce Experience」を利用してアップデートすることもできる。NVIDIA VGPUソフトウェアに対するセキュリティアップデートも提供されているので、利用中の場合は注意したい。

「GeForce Experience」を利用してアップデートすることもできる。R515系GPUのドライバーは8月8日の週に利用可能