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天気、Teams画面共有、ミュート、追加モニターの時計……Windows 11のタスクバー更新が製品リリース間近
Build 22000.526(KB5010414)がBeta/Release Previewチャネルに
2022年2月14日 15:02
米Microsoftは2月10日(現地時間、以下同)、「Windows 11 Insider Preview」Build 22000.526(KB5010414)を「Windows Insider Program」のBeta/Release Previewチャネルに参加しているテスターに対して公開した。以前から予告されていたタスクバーの機能強化が導入されており、大きな問題がなければ製品版にもそのまま導入される見込みだ。
タスクバーの左側に天気のコンテンツを追加
タスクバーを中央揃えに設定している場合(既定)、タスクバー左端にウィジェット機能の新しいエントリポイントが表示される。Windows 10の[ニュースと関心事項]タスクボタンのように今日の天気や気温などの情報を確認可能で、マウスホバーで[ウィジェット]パネルが現れる。
タスクバーからアプリのウィンドウを直接「Microsoft Teams」通話へ共有
ライブサムネイルにウィンドウ共有ボタンを追加。「Teams」通話中にこのボタンを押すと、当該のアプリウィンドウを直接画面共有できる。ミーティングツールで共有するウィンドウを選ぶよりも手軽かつ直感的で、誤って別のウィンドウを共有するミスも減らせる。
タスクバーから「Microsoft Teams」通話を即座にミュート・アンミュート
タスクトレイに追加されたマイクアイコンをクリックして、「Teams」通話をその場でミュートの有効・無効を切り替えられる。わざわざ「Teams」の通話ウィンドウに戻る必要がないので手軽だ。
そのほかにも、以下の機能が導入されるとのこと。多くの不具合も解決されている。
- デバイスに他のモニターを接続すると、そのモニターのタスクバーに時計と日付を表示
- 「Edge」の「Internet Explorerモード」(IE モード)と「Edge」の間でCookieを共有
- 「Windows Hello for Business Cloud Trust」のサポート
- [スタート]画面の[おすすめ]セクションにある「Microsoft Office」ファイルをWebブラウザーで開くように(ファイルが「OneDrive」などに保存されている場合のみ。また、「Office」デスクトップアプリのライセンスがある場合はそれが利用される)