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悪用報告のある脆弱性に対処した「Microsoft Edge」v98.0.1108.55がリリース

最大深刻度は「High」

「Microsoft Edge」v98.0.1108.55

 米Microsoftは2月16日(現地時間)、「Microsoft Edge」の最新安定(Stable)版v98.0.1108.55を公開した。8件の脆弱性に対処したセキュリティアップデートとなっている。

 修正内容は先日リリースされた「Google Chrome」v98.0.4758.102と同じで、。深刻度の内訳は「High」が7件、「Medium」が1件となっている。

 このうち、アニメーションにおける解放後メモリ利用(Use after free)の欠陥(CVE-2022-0609)はすでにエクスプロイト(攻撃またはその手法)が広まっているとの報告があり、警戒が必要だ。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。すぐにアップデートを受け取れない場合もあるので、その場合は時間をおいて再度試してみてほしい。

画面左上の[…]アイコンから[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]メニューを選択