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「Adobe Acrobat/Acrobat Reader」が「バージョン 2022」に
「Adobe Sign」は「Acrobat Sign」にリブランド
2022年3月8日 10:59
米Adobeは3月7日(現地時間)、PDFソフト「Adobe Acrobat」「Adobe Acrobat Reader」の最新版をリリースした。新機能の追加や既存機能の改善、セキュリティ問題への対処などを含んだ計画的アップデートとなっている。
今回のアップデートでは、「Acrobat」「Acrobat Reader」ともにバージョンが「2021」(v21)から「2022」(v22)へと変更される。ただし、このアップグレードが行われるのは「Continuous」トラックのみ。「Classic」トラックで古いバージョン(v17.xx、v20.xx)を運用している場合はアップグレードされない。
機能面では、以下の変更がアナウンスされている。
- 未署名のフォームフィールドを検出すると、署名ツールをの利用を促すプロンプトを表示
- 「Acrobat PDF Maker」が「HCL Notes 11」(旧:Lotus Notes)に対応
- 自動調整レイアウト機能がヘッダー・フッターにも対応
- 共有PDFファイルの機能強化
- ベータ版「macOS Monterey 12.3」で「Python」が同梱されなくなったのに合わせ、Mac版のインストーラーを修正
- アクセシビリティの強化
- ファイルリストが大きいときにメタデータなどの取得でリストアップが低速になっていた問題を改善
- 読み取り専用コピーを保存する際のプロセスを改善
また、「Adobe Sign」が「Acrobat Sign」にリブランドされる関係で、ユーザーインターフェイスの修正が行われているとのこと。