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「Microsoft Teams」の発表者モードが強化、位置・サイズの調整が可能に

プレビュー版でテストの後、製品版に導入へ

「Microsoft Teams」の発表者モードに位置・サイズの調整機能

 米Microsoftは3月30日(現地時間)、「Microsoft Teams」の発表者モードを改善し、プレゼンターの表示位置をカスタマイズできるようにする機能をプレビュー導入したことを明らかにした。Windows版とMac版で利用できる。

 発表者モードは、「Teams」ミーティングの画面共有・ウィンドウ共有に発表者のビデオフィード(Webカメラの映像)を合成表示する機能。コンテンツとともにレポーターの表情やジェスチャーが共有されるため、ただコンテンツを見せられるだけよりも視覚的な手掛かりが多く、聴衆の興味を引き、理解を非深める効果が期待できる。

発表者モード(スタンドアウト)
発表者モード(バイサイド)
発表者モード(レポーター)

 今回の改善では、発表者モードでレポーターが表示される位置(左右)を選べるようになる。ビデオフィードのサイズもスライダーで変更可能になり、コンテンツを覆い隠さないように調整したいといったニーズに対応できるようになった。発表者モードは3つの表示タイプを持つが、このカスタム機能はいずれのタイプでも機能する。

 「Teams」のプレビュー機能を有効化するには、管理者が「Microsoft Teams 管理センター」で「Teams」の更新ポリシーを「Office Preview をフォローする」(既定)または「有効」に設定する必要がある。「Office Preview をフォローする」にした場合、Office 最新チャネル(プレビュー)に登録されているユーザーすべてのプレビュー機能が自動で有効化される。