ニュース

Androidの「Material Design」アイコンフォントが可変フォント技術に対応

4つのスタイルを1つのフォントファイルで実現

Google、可変フォント技術に対応した「Material Symbols」フォントを発表

 米Googleは4月21日(現地時間)、バリアブルフォント(可変フォント)技術に対応した「Material Symbols」フォントを発表した。同社のフォントサービス「Google Fonts」で無償提供中だ。ライセンスは「Apache License 2.0」。

 「Material Symbols」は、同社が提唱しているデザインシステム「Material Design」のアイコンをフォントにしたもの。Androidで採用されているので、なじみのあるユーザーも多いだろう。

 このフォントには2,500以上ものグリフが1つにまとめられており、パラメーターを調整することで4つの可変フォントスタイル(フィル、ウェイト、グレード、オプティカルサイズ)を適用可能。「Google Fonts」のWebサイトでは、可変フォントスタイルのスライダーを調整することで見栄えの変化を確かめることができる。

「Google Fonts」のWebサイトで可変フォントスタイルをスライダーで調整し、見栄えの変化を確かめる