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特定GPUで「Direct3D 9」アプリにトラブル ~Windows 10/11のパッチを適用した環境で

ロールバックシステムで対処済み

Microsoftのドキュメントサイトにおけるアナウンス

 米Microsoftは5月10日(現地時間)、一部の「Direct3D 9」アプリが特定のGPUで問題を引き起こすことを明らかにした。2022年4月のプレビュー更新プログラム(KB5011831)を適用した以下のWindows 10/11で発生する。サーバーOSには影響しない。

  • Windows 11 バージョン 21H2
  • Windows 10 バージョン 21H2
  • Windows 10 バージョン 21H1
  • Windows 10 バージョン 20H2

 同社によると、当該の環境では「Direct3D 9」を利用する一部のアプリが予期せず終了したり、断続的に問題が発生する場合がある。その場合、イベントログには障害モジュール「d3d9on12.dll」と例外コード「0xc0000094」が記録される。

 この問題は「KIR」(Known Issue Rollback)と呼ばれるロールバックシステムで対処されるとのことで、組織で集中管理されていない一般的な環境であれば、解決策が24時間以内に自動で適用される。Windowsデバイスを再起動すると、解決策がより早く適用されることがあるので、急いでいる場合は試してみるとよいだろう。

 組織で集中管理されているデバイスの場合は、特別なグループポリシーをインストール・設定することで解決できる。グループポリシーは同社のドキュメントサイトより、MSI形式で入手可能。バージョンによってグループポリシーは別となっているので注意したい。