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すばやく文書スキャン機能にアクセス ~Android版「OneNote」のホーム画面が強化へ

テキスト、音声、インク、画像からすばやくページを作成可能。付箋も一覧表示

Microsoft、Android版「OneNote」アプリの新しいホーム画面を発表

 米Microsoftは5月19日(現地時間)、Android版「OneNote」アプリの新しいホーム画面を発表した。従来よりもビジュアル・機能の両面で大きく改善されている。

現行のAndroid版「OneNote」を起動した様子。シンプルといえば聞こえばいいが、少し寂しいデザインだ

 新しいホーム画面には、アプリに接続されているすべての「Microsoft アカウント」のノートブックページと、(Microsoft Sticky Notes」の付箋が単一のビューにまとめて表示される。「Galaxy Notes」アプリを利用している場合は、そのノートも統合することが可能。

 コンテンツの一覧方法も、リストビューとタイルビューの2つが選べる。「OneNote」のページだけを表示したい場合は、ヘッダーのスイッチを切り替えればよい。

 さらに、画面の下には新しい「クイックキャプチャーバー」が追加される。これを利用すると、好みの方法(テキスト、音声、インク、画像)でノートの作成が可能。端末のカメラで紙の書類をすばやくスキャンして取り込むこともできる。

画面の下には新しい「クイックキャプチャーバー」が追加

 これらの新機能は、まず「Office Insider Program」に参加するテスターを対象に展開される。参加者は手元のAndroid版「OneNote」がBuild 16.0.14931.20052以降になっていることを確認しよう。ただし、サポートされているのはスマートフォンだけで、タブレットや折り畳み端末では利用できないので注意したい。