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WSL2が「Windows Server 2022」で利用可能に ~2022年5月Cリリースでプレビュー中

6月の月例パッチで一般公開

「Windows Server 2022」でWSL2が利用可能に

 「Windows Server 2022」の2022年6月累積的更新プログラムで、「Windows Subsystem for Linux 2」(WSL2)が利用可能になるとのこと。MicrosoftのElden Christensen氏が、Twitterアカウントで明らかにしている。

 「Windows Server 2022」の「WSL2」に興味のあるIT管理者は、先日リリースされたプレビューパッチ「KB5014021」でテストできる。「KB5014021」をインストールするには、あらかじめ「KB5005039」(2021年8月10日付けリリース)を適用しておく必要があるので注意したい(通常はインストール済みのはずだ)。

 また「Windows Server 2022」向けの「WSL2」インストールマニュアルは用意されていないが、おそらく「Windows 11」と大きな違いはないだろう。管理者権限のシェルで以下のコマンドを入力すればよい。

# WSLの有効化(不要かもしれないが念のため)
Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Windows-Subsystem-Linux

# WSLのインストール(ディストリビューションを「Debian」にした場合)
wsl.exe --install --distribution Debian

 「wsl.exe」で必要なオプションコンポーネントの有効化、最新のLinuxカーネルのダウンロード、Linuxディストリビューションのインストールがまとめて実行されるはずだが、「0x800701bc」というエラーが発生する場合はhttps://aka.ms/wsl2kernelから「x64 マシン用 WSL2 Linux カーネル更新プログラム パッケージ」をダウンロードしてインストールすればよい。

「x64 マシン用 WSL2 Linux カーネル更新プログラム パッケージ」をダウンロードしてインストール