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Microsoft、2022年5月Cリリースを提供開始 ~Windows 11には日替わり壁紙機能

IMEの文字が消える問題や特定GPUで発生していた「Direct3D 9」アプリのトラブルも解決

Microsoft、すべてのサポート中のWindows 10/11バージョンに対しCパッチをリリース

 米Microsoftは5月24日(現地時間、以下同)、2022年5月のプレビュー更新プログラムをすべてのサポート中バージョンのWindows 10/11と一部バージョンのWindows Serverに対してリリースした。

 今回リリースされたのは、セキュリティ関係の修正を含まないパッチ(Cリリース)。米国時間の来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー、Bリリース)に先駆けテストされるものだ。「Windows Update」を手動でチェックして[ダウンロードしてインストール]というボタンが現れた場合は、それをクリックすることで適用できる。

 あくまでも「オプション」として配信されており、かならずしも適用する必要はないが、新機能をいち早く試してみたい場合は試してみてもよい。不具合の修正も含まれているので、トラブルに悩まされている場合はインストールすることで解決されることもある。

 「Windows 11」におけるハイライトとしては、以下が案内されている。

  • スクリーンタイムの追加リクエストを送信する際、子どものアカウントで行われるファミリーセーフティ認証のエクスペリエンスを改善
  • ディスプレイモードを変更すると、ディスプレイの明るさを維持できない問題に対処
  • IEモードのウィンドウフレームに影響を与える問題を解決
  • インターネットショートカットが更新されない問題に対処
  • 入力システム(IME)が前のテキストを変換しているときに文字を入力すると、IMEがその文字を破棄してしまう問題に対処

 また、既知の問題として案内されていた特定GPUで「Direct3D 9」アプリにトラブルが発生する現象も解決されているとのこと。

 加えて、「Windows スポットライト」で日替わりのデスクトップ壁紙を表示する機能も追加されている。