ニュース
Microsoft、2022年5月Cリリースを提供開始 ~Windows 11には日替わり壁紙機能
IMEの文字が消える問題や特定GPUで発生していた「Direct3D 9」アプリのトラブルも解決
2022年5月25日 15:20
米Microsoftは5月24日(現地時間、以下同)、2022年5月のプレビュー更新プログラムをすべてのサポート中バージョンのWindows 10/11と一部バージョンのWindows Serverに対してリリースした。
- Windows 11 バージョン 21H2:KB5014019
- Windows Server 2022:KB5014021
- Windows 10 バージョン 20H2以降:KB5015020
- Windows Server 2019:KB5014022
今回リリースされたのは、セキュリティ関係の修正を含まないパッチ(Cリリース)。米国時間の来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー、Bリリース)に先駆けテストされるものだ。「Windows Update」を手動でチェックして[ダウンロードしてインストール]というボタンが現れた場合は、それをクリックすることで適用できる。
あくまでも「オプション」として配信されており、かならずしも適用する必要はないが、新機能をいち早く試してみたい場合は試してみてもよい。不具合の修正も含まれているので、トラブルに悩まされている場合はインストールすることで解決されることもある。
「Windows 11」におけるハイライトとしては、以下が案内されている。
- スクリーンタイムの追加リクエストを送信する際、子どものアカウントで行われるファミリーセーフティ認証のエクスペリエンスを改善
- ディスプレイモードを変更すると、ディスプレイの明るさを維持できない問題に対処
- IEモードのウィンドウフレームに影響を与える問題を解決
- インターネットショートカットが更新されない問題に対処
- 入力システム(IME)が前のテキストを変換しているときに文字を入力すると、IMEがその文字を破棄してしまう問題に対処
また、既知の問題として案内されていた特定GPUで「Direct3D 9」アプリにトラブルが発生する現象も解決されているとのこと。
加えて、「Windows スポットライト」で日替わりのデスクトップ壁紙を表示する機能も追加されている。