これはいったいどの漢字？ フォントの視認の速さを競うゲーム「ニンニン！視認でござる」が公開

「ニンニン！視認でござる」

　フォントワークス（株）は6月1日、フォントを自由に楽しめる世界をつくるWebコンテンツ「MOJICITY（もじシティ）」に、ゲーム感覚で楽しみながらフォントの視認性を体感できるアプリ「ニンニン！視認でござる」を追加した。無料でプレイ可能で、対応端末はパソコン、Android/iOS。

　「ニンニン！視認でござる」は、画面上に現われる文字に対する視認の速さを競う、ランキング形式のゲーム。出題数は全10問で、表示されるひらがな・アルファベット・漢字をすばやく見極めていく。

　後半の5問は難易度がグッと上昇。ゲーム終了後に、正解数と回答までに要した時間からプレイヤーの「忍び」レベルが結果として表示される。上位10位まではランキング（番付）に表示されるので、一流の「忍び」を目指して精進しよう。

　実はこのゲームは、同社と九州大学との共同研究の知見などをベースに、フォントの性能を評価・改善していくためのテストツールを担っている。同社はこのゲームを使ってフォントの視認性に関するエビデンスを広く収集し、今後のフォント開発に役立てることを目的としているという。

出題画面。3つの選択肢から文字を選ぶ

アルファベットや漢字も出題される

後半の5問は難易度が上昇。ぱっと見ではなかなか難しい

結果画面。プレイヤーによく似た「忍び」が表示される