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「Thunderbird 102」に初めてのマイナーバージョンアップ、各種アイコンが新しく
セキュリティ関連の修正はなし
2022年7月7日 13:08
オープンソースのメールソフト「Thunderbird」v102.0.1が、7月5日(米国時間)に公開された。メジャーバージョンアップ以来初のアップデートとなる。
本バージョンにおける変更点は、以下の通り。セキュリティ関連の修正はアナウンスされていない。
- メールボックスのMSFファイルが特定の状況下で破損することがある
- OpenPGP Key Assistantがエイリアスにハンドルされるアドレスのステータスを表示しない
- サブキーIDが構成されていると外部OpenPGP公開鍵の添付に失敗する
- 「Thunderbird」がパスワード変更後も古いパスワードを使用し続ける
- 複数のアカウントが設定されていると、新規メール通知が1つのメールアカウントに対してしか表示されない
- LDAPアドレス帳がIPv6アドレスリテラルを使って設定できないことがある
- 複数のメールアドレスを持つCardDAVの連絡先(とくにGoogleホスト)が編集できないことがある
- アドレス帳のアクセシビリティを改善
- さまざまなUIの改善
- アイコンを新しいスタイルに変更
「Thunderbird 102」はWindows/Mac/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、Windows版はWindows 7以降で利用可能。現在、公式サイト「thunderbird.net」からダウンロードできる。Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。
なお、「Thunderbird 91」シリーズからは直接アップデートできないので注意。