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「Thunderbird 102」に初めてのマイナーバージョンアップ、各種アイコンが新しく

セキュリティ関連の修正はなし

「Thunderbird」v102.0.1

 オープンソースのメールソフト「Thunderbird」v102.0.1が、7月5日(米国時間)に公開された。メジャーバージョンアップ以来初のアップデートとなる。

 本バージョンにおける変更点は、以下の通り。セキュリティ関連の修正はアナウンスされていない。

  • メールボックスのMSFファイルが特定の状況下で破損することがある
  • OpenPGP Key Assistantがエイリアスにハンドルされるアドレスのステータスを表示しない
  • サブキーIDが構成されていると外部OpenPGP公開鍵の添付に失敗する
  • 「Thunderbird」がパスワード変更後も古いパスワードを使用し続ける
  • 複数のアカウントが設定されていると、新規メール通知が1つのメールアカウントに対してしか表示されない
  • LDAPアドレス帳がIPv6アドレスリテラルを使って設定できないことがある
  • 複数のメールアドレスを持つCardDAVの連絡先(とくにGoogleホスト)が編集できないことがある
  • アドレス帳のアクセシビリティを改善
  • さまざまなUIの改善
  • アイコンを新しいスタイルに変更
新スタイルのアイコン

 「Thunderbird 102」はWindows/Mac/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、Windows版はWindows 7以降で利用可能。現在、公式サイト「thunderbird.net」からダウンロードできる。Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。

 なお、「Thunderbird 91」シリーズからは直接アップデートできないので注意。