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Windows 11標準の「メディア プレーヤー」アプリがやっとCDリッピングに対応

OS既定の動画再生アプリも「映画 & テレビ」から「メディア プレーヤー」へ

Windows 11向けの新しい「Windows メディア プレーヤー」アプリ

 米Microsoftは7月13日(現地時間)、Windows 11向けの新しい「Windows メディア プレーヤー」アプリをアップデートしたと発表した。「Windows 11 Insider Program」のDevチャネル参加ユーザーに対し、v11.2203.30.0の展開が開始されている。

 「メディア プレーヤー」は、「Groove ミュージック」アプリの後継となるアプリ。古くからある「Windows Media Player」(「Windows Media Player Legacy」として継続提供中)とは無関係だ。Windows 11に合わせてルック&フィールがアップデートされているほか、動画の再生にも対応する。

 本バージョンでは、音楽CDのリッピングをサポート。AAC/WMA/FLAC/ALACなどのファイル形式へ変換できるようになった。

 また、Windows 11既定のローカルビデオ再生アプリが「映画 & テレビ」から「メディア プレーヤー」へ変更されるとのこと。動画ファイルが「映画 & テレビ」アプリに関連付けられている場合、それが「メディア プレーヤー」アプリへ切り替わる。

 とはいえ、「映画 & テレビ」アプリが終息するというわけでもなさそうだ。このアプリもv10.22061およびそれ以降のバージョンがDevチャネルに展開されており、ARM64がネイティブでサポートされている。