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Windows 10環境でUSB接続のプリンターが印刷できない ~2022年6月Cリリース以降で発生
Microsoftはこの問題を認識しており、原因を調査中
2022年7月25日 10:00
米Microsoftは7月22日(現地時間)、2022年6月のCリリース以降を適用したWindows 10環境で、一部の印刷デバイスに不具合が生じていることを明らかにした。同社はこの問題を認識しており、原因を調査中だ。
同社によると、ユーザーから寄せられているトラブルは以下の通り。USB接続のプリンターで発生しているようだ。
- 同じプリンターが複数インストールされており、プリンターの名前に「1 コピー」といった接尾辞が付いている
- 特定の名前でプリンターにアクセスするアプリケーションで印刷ができない
いずれのケースでも、通常使うプリンターの利用が中断され、印刷操作が失敗する可能性がある。
影響範囲は以下の通りとなっている。Windows 11環境には影響しない。
- Windows 10 バージョン 21H2
- Windows 10 バージョン 21H1
- Windows 10 バージョン 20H2
- Windows Server バージョン 20H2
現在のところ解決策はなく、効果的な回避策もないようだ。同社は以下の方法を試してみるよう呼び掛けている。また、トラブルが発生した場合は「フィードバック Hub」から問題を報告してほしいとしている。
- プリンターが重複インストールされている場合は、元のプリンターではなく、接尾辞の付いたプリンターを利用してみる
- 元のプリンターを利用しなければならない場合は、プリンターポートを確認する
- プリンタードライバーを更新する
- プリンターをいったんアンインストールし、再度インストールしてみる