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「Zoom」で、英語とほかの11言語間の「翻訳キャプション」機能が利用可能に
「Zoom One Business/Enterprise Plus」に含まれるほか、月額5ドルでの提供も
2022年8月26日 10:00
米Zoom Video Communicationsは、オンラインビデオ会議ツール「Zoom」の翻訳キャプション(Translated Captions)機能を紹介した。英語と、日本語を含む11言語との間で、ミーティング参加者が話した内容を翻訳した字幕を表示できる。
翻訳キャプション機能は、Zoomミーティング中に発言者が話した内容を聞き手が理解可能な言語に翻訳して画面に表示する機能。通訳者や言葉がわかる第三者を介さなくても、会議や講義で参加者の言語的ギャップを解消するとしている。
翻訳キャプション機能は、2022年6月に提供を開始したチャットやホワイトボードなどの機能を含むサービス「Zoom One Business Plus」および「Zoom One Enterprise Plus」で利用可能。それ以外のZoomの有料プランおよびZoom Oneの無料プラン(Basic)では、1ユーザーあたり月額5ドルで利用できる。
対応する言語は以下の通り。
- 英語
- 北京語-簡体字(ベータ版)
- オランダ語
- フランス語
- ドイツ語
- イタリア語
- 日本語(ベータ版)
- 韓国語(ベータ版)
- ポルトガル語
- ロシア語
- スペイン語
- ウクライナ語
翻訳キャプションの設定はZoomのWebポータルで行う。表示されたキャプションはZoomミーティングが継続している間であればさかのぼって確認できるが、ミーティングを録画していてもキャプションは録画されない。
なお、同社ではキャプション機能の向上に継続して取り組んでいるとしており、今後、2倍以上の言語のサポートと、英語以外の言語間の相互翻訳を計画しているという。