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「Windows 10 バージョン 21H1」が終了間近、今月中に「Windows 10 2022 Update」への更新が開始

今年12月にサービス期間が満了

Microsoft、「Windows 10 2022 Update」(バージョン 22H2)を一般公開

 米Microsoftは10月18日(現地時間)、「Windows 10 2022 Update」(バージョン 22H2)を一般公開した。「バージョン21H1」デバイスに対し、今月中にも「バージョン 22H2」へのアップグレードを開始することもアナウンスされている。

 「Windows 10 バージョン 21H1」(May 2021 Update)は、2021年5月にリリースされたバージョン。Windows 10の各バージョンはリリースされてから18カ月サポートされるのが基本で、今年12月にサービス期間の満了を迎える。

 サービス終了後のバージョンには、セキュリティ更新プログラムが供給されない。引き続きサポートを受けるためには、「バージョン 21H2」以降(またはWindows 11)への移行が必要だ。

 ただし、ドメインに参加している「Windows 10 Pro」デバイスは今月後半のアップグレードの対象外となる。移行のタイミングはIT管理者にゆだねられる。

 また、「Windows 10 バージョン 20H2」のEnterprise/Educationに関しても2023年5月9日にサービスの終了が予定されている(Home/Proエディションはすでにサービス終了)。できるだけ早めに移行の計画を立てておきたい。