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Windows 10 バージョン 21H2のサービス終了は6月13日! Microsoftが再び警告

最新版のバージョン 22H2へアップデートするか、Windows 11へのアップグレードを推奨

Windows 10 バージョン 21H2のサービス終了は6月13日

 Windows 10の「バージョン 21H2」が2023年6月13日(米国時間)にサービスを終了となる。米Microsoftは4月18日、公式ドキュメントサイトで再び注意喚起した。同社は今年3月にも注意喚起の記事を公開していた。

 「Windows 10 バージョン 21H2」(May 2021 Update)は2021年11月にリリースされたバージョン。Windows 10の各バージョンはリリースされてから18カ月サポートされるのが基本で、「バージョン 21H2」は今年6月に以下のエディションがサービスを終了する。

  • Windows 10Homeバージョン 21H2
  • Windows 10Proバージョン 21H2
  • Windows 10Pro Educationバージョン 21H2
  • Windows 10Pro for Workstationsバージョン 21H2

 サービス終了後のバージョンには、セキュリティ更新プログラムが供給されない。脆弱性が放置されることになり、ランサムウェアをはじめとしたサイバー犯罪のターゲットになる可能性が高くなるだろう。引き続きサポートを受けるためには、最新版の「バージョン 22H2」、またはWindows 11への移行が必要だ。

 同社はサービス終了後、移行が済んでいないコンシューマデバイスおよび管理下にないビジネスデバイスは数カ月以内に自動で最新版へのアップデートが行われるとしている。ただし、デバイスを再起動して更新を再起動するタイミングは、OSに設定された非アクティブ時間に行われるとのこと。

 なおWindows 10 Enterprise バージョン21H2とWindows 10 Education バージョン21H2については2024年6月までサービスが継続される。