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Windows版「OneNote」アプリに「垂直タブ」 ~Microsoftが2023年初めにも導入へ

Web、Mac、iPadなどと同じようなスタイルに

Windows版「OneNote」アプリに新しい縦型タブレイアウト

 米Microsoftは12月7日(現地時間)、Windows版「OneNote」アプリに「垂直タブ」機能を導入する計画を明らかにした。近日中に「Office Insider」のテスターへ提供されるとのこと。

 Windows版「OneNote」アプリへの移行を検討している教職員や教育機関から寄せられている要望で、もっとも多いのは水平タブを消し、ページ、セクション、ノートブックを左側へ縦に並べる機能だという。また、学生の多くもWeb版、Mac版、iPad版などと同じようなスタイルで、ナビゲーションを簡素化できるオプションを好んでいるようだ。将来的に廃止される予定のWindows 10版には他のプラットフォームに合わせたレイアウトにするオプションがあったが、Windows版には今のところ実装されていない。

 そこで、同社は新しい縦型タブレイアウトを2023年初めにもWindows版「OneNote」アプリへ導入することにしたとのこと。この機能がロールアウトされると、[表示]-[タブ レイアウト]コマンドでUIを切り替えられるようになる。

[表示]-[タブ レイアウト]コマンド

 Windows版「OneNote」アプリは、現在「Microsoft Store」などから無償でダウンロード可能。Windows 10以降で利用できる。「Office Insider」へは、「Word」「Excel」などの[ファイル]-[アカウント]画面から参加可能だ。