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2023年1月Cリリースが一部のWindowsバージョン向けに公開 ~URLが最大8,196文字に緩和

「OneDrive」対応も強化、「Windows Spotlight」はより身近に

Microsoft、「Windows 11 バージョン 21H2」などに対しCパッチをリリース

 米Microsoftは1月19日(現地時間)、一部のバージョンのWindowsに対し2023年1月のプレビュー更新プログラムを公開した。

  • Windows 11 バージョン 22H2:未リリース
  • Windows 11 バージョン 21H2:KB5019274
  • Windows 10 バージョン 22H2/21H2/20H2:KB5019275
  • Windows Server 2022:未リリース

 今回公開されたのは、セキュリティ関係の修正を含まないパッチ(Cリリース)。米国時間の来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー、Bリリース)に先駆けテストされるものだ。

 Cリリースは必須ではなく、あくまでも「オプション」として配信されている。そのためかならずしも適用する必要はないが、新機能をいち早く試してみたい場合は適用してみてもよいだろう。

 「Windows 11 バージョン 21H2」におけるハイライトは、以下の通り。

  • 「設定」アプリの[個人設定]ページでテーマとともに「Windows Spotlight」を選択可能。「Windows Spotlight」機能を見つけて、有効化するのが簡単に
  • 「設定」アプリのシステムページに「OneDrive」のストレージアラートを表示。必要に応じて追加のストレージを購入できる
  • 「設定」アプリの[アカウント]ページに「OneDrive」サブスクリプションのストレージ容量(「Outlook.com」の添付ファイルデータも含む)の利用状況を表示
  • 「設定」アプリにおける「Microsoft アカウント」関連機能を改善。たとえば「OneDrive」サブスクリプションとストレージアラートの管理が行える
  • 「searchindexer.exe」の問題を解決。サインインまたはサインアウトをランダムに停止させることがあった
[個人設定]ページで「スポットライト」を選択(スクリーンショットは「Windows 11 バージョン 22H2」のもの)

 また、URLの長さ制限も緩和され、最大で8,196文字まで利用できるようになるとのこと。

 なお、2023年3月以降から「Windows 10 バージョン 20H2」「Windows 10 バージョン 21H2」向けのCリリースは提供されなくなるとのこと。Bリリースは継続される。