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「Windows 10」のブルースクリーン問題は解決 ~2023年1月セキュリティパッチの適用を

アプリがODBCデータベース接続に失敗してしまう問題も修正済み

同社のドキュメントページにおけるアナウンス

 米Microsoftは1月10日(現地時間、以下同)、Windows 10の一部環境で「0xc000021a」というブルースクリーン(BSoD)エラーが発生する問題を解決したと発表した。

 この問題は昨年12月17日にリリースされた月例のセキュリティ更新プログラム「KB5021233」を適用した環境で発生し、以下の環境に影響する。問題を解決するには、Windows回復環境(WinRE)で所定のコマンドを実行する必要があった。

  • Windows 10 バージョン 22H2
  • Windows 10 バージョン 21H2
  • Windows 10 バージョン 21H1
  • Windows 10 バージョン 20H2

 1月10日にリリースされた「KB5022282」では、この問題が解決されている。「KB5022282」にはセキュリティ関連の修正も含まれるので、トラブルを避けてパッチの適用を見送っていた場合は早期の適用をお勧めする。

 ちなみに、今のところ「KB5022282」に起因する不具合は報告されていない。

 また、2023年1月のセキュリティパッチでは、アプリがODBCデータベース接続に失敗してしまう問題も修正されているとのこと。このトラブルは11月8日にリリースされた更新プログラムが原因で、Windows 7 SP1/Server 2008 SP2からWindows 11/Server 2022までの幅広いバージョンが影響を受けていた。