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ビジネス・教育機関向け「Microsoft Store」が2023年3月31日限りで終了

「WinGet」や「Microsoft Intune」の活用を

同社のアナウンス

 米Microsoftは1月10日(現地時間、以下同)、「Microsoft Store for Business」「Microsoft Store for Education」を3月31日限りで終了すると発表した。以前から2023年第一四半期での廃止が予告されていたが、今回、ようやく具体的なスケジュールが発表された。

 「Microsoft Store for Business/Education」は、組織向けに設計されたアプリストア。会社や学校のユーザーが組織指定のアプリ(有償・無償)を検索・取得できるようにするためもので、ボリューム購入したアプリのライセンス割り当てや再利用が容易になる。

 この機能はすでに廃止が決定しており、2021年4月14日以降は無料アプリしか掲載することはできない。また、Windows 11ではもともとサポートされていない。Windows 10向けに残されていた機能も、3月31日で利用不能となる。

 同社は代替策として「Windows Package Manager」(WinGet)や「Microsoft Intune」の活用を提案している。