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アイコン? ボックス? Windows 11のタスクバー検索機能を管理するポリシーが提供へ

タスクバーの検索機能

 米Microsoftは2月2日(現地時間)、タスクバーの検索ボックスのデザインを制御するIT管理者向けの新しいポリシー「ConfigureSearchOnTaskbarMode」をWindows 11に導入する計画を発表した。「Windows Insider Preview」Build 22621.1250/22623.1250(Beta)でテストされている。

 Windows 10にはタスクバーに「検索ボックス」が設けられており、ここからアプリやファイルを検索できるが、Windows 11ではこれが「検索アイコン」に置き換えられた。しかし、ユーザーから検索しにくい、魅力的ではないといった意見が寄せられているのだという。そのため、プレビュー版のWindows 11(Dev/Beta)ではさまざまなデザインがテストされており、タスクバーの設定で表示を切り替えることもできる。

検索機能の外観を変更するオプション

 「ConfigureSearchOnTaskbarMode」ポリシーはこれをIT管理者側で制御できるようにしたモードで、以下の4つの値を設定できる(詳細は公式ドキュメントを参照のこと)。「Home」エディションでは利用できないので注意したい。

  • 0:タスクバーの検索機能を既定で非表示に
  • 1:検索アイコンのみ
  • 2:検索アイコンとラベル
  • 3:検索ボックス

 このポリシーを無効にするか未構成にした場合は、タスクバーの検索機能はWindowsの既定値、つまり「検索ボックス」となる。

 このタスクバーの検索エクスペリエンスは毎月の品質アップデートの一環として、2023年4月の累積的更新プログラムまでには管理対象デバイスにロールアウトされる。ポリシーは2023年2月のオプションの品質アップデートで一般提供され、管理対象デバイスにこの新しい検索機能がリリースされる前に設定できるようになる。