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4つのタスクバー検索デザイン、Windows 11環境に全面展開へ

2023年7月にオプション提供される非セキュリティプレビュー更新プログラムより

タスクバーの新しい検索エクスペリエンスが組織および管理対象デバイスのWindows 11環境に展開

 米Microsoftは6月12日(現地時間)、タスクバーの新しい検索エクスペリエンスを組織および管理対象デバイスのWindows 11環境に展開すると発表した。2023年7月にオプション提供される非セキュリティプレビュー更新プログラムより有効化される。

 Windows 11は当初、タスクバーの検索機能をアイコンスタイルで提供していた。しかし、これでは検索機能を見つけにくい、あまり魅力的でないとのフィードバックが寄せられていたという。

 そこでMicrosoftはタスクバー検索のデザインを拡充し、自由に選べるようにする機能を今年2月に発表。3月からリリースしていた。本機能がデリバリー済みの環境であれば、「設定」アプリの[個人用設定]-[タスクバー]ページで以下の4つのスタイルを選択できるはずだ。

  • 非表示:タスクバーの検索機能を既定で非表示に
  • 検索アイコンのみ:Windows 11リリース当初のスタイル
  • 検索アイコンとラベル:検索ボックス風のアイコン。押すと検索パネルが現れ、キーワードの入力は受け付けない
  • 検索ボックス:キーワードを入力できる検索ボックス
タスクバー検索の4つのデザイン

 同社によると、2023年7月にオプション提供される非セキュリティプレビュー更新プログラムを適用した環境では、タスクバー検索のデザインが既定で「検索ボックス」になる。職場や学校のアカウントでログインしているデバイスであれば、デバイス上のアプリやファイルだけでなく、「OneDrive」や「SharePoint」のコンテンツを探したり、組織内のファイルや人を見つけることもできる。

 IT管理者がこの機能を制御したい場合は、既存の「DisableSearch」ポリシーに加え、新設の「ConfigureSearchOnTaskbarMode」ポリシーが利用できる。「Microsoft Intune」のカスタムポリシーで設定することも可能で、本日より「Settings Catalog」から利用できる。デバイスに変更が適用される前にテストしておくとよいだろう。