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Android版「Microsoft 365」(旧「Office」)アプリがTeamsアプリに対応

iOS版も今後数カ月以内に対応へ

Android版「Microsoft 365」アプリがTeamsアプリに対応

 米Microsoftは2月15日(現地時間)、Android版「Microsoft 365」アプリがMicrosoft Teamsアプリに対応したと発表した。昨年の「Ignite 2022」で発表され、プレビュー提供されていたが、これで一般提供となる。

 ここでいう「Teamsアプリ」は「Microsoft Teams」のクライアントアプリのことではなく、「Teams」プラットフォーム(Web、Windows/Mac/Linux、iOS/Android)で動作するアプリを指す。「Teams」のアプリストアからインストールし、「Teams」のチャンネルやグループチャット画面のタブとして追加して利用する仕組みになっており、同社によると、Teamsアプリはすでに20以上のパートナーによって提供されているという。

 これまでTeamsアプリは「Teams」のクライアントアプリ上でしか動作しなかったが、これからは「Microsoft 365」アプリ(旧称「Office」アプリ)でも動作するようになる。要件は以下の通り。

  • v16.0.16130.20156以降のAndroid版「Microsoft 365」アプリ
  • 「Microsoft TeamsJS SDK」v2とマニフェストv1.13で構築されたTeamsアプリ
  • 職場のアカウントで「Microsoft 365」アプリにログインする

 これらを満たすTeamsアプリは、Android版「Microsoft 365」アプリの[アプリ]メニューに表示され、呼び出せるようになる。

 同社は、今後数カ月以内にiOS版「Microsoft 365」にも対応させるとしている。