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KB5023778/KB5023774が公開 ~2023年3月のWindows非セキュリティプレビューパッチが出そろう

[スタート]画面に「Microsoft アカウントの通知」が導入

Microsoft、「Windows 11 バージョン 21H2」などに対しCパッチをリリース

 米Microsoftは3月28日(現地時間)、「Windows 11 バージョン 22H2/21H2」向けの非セキュリティプレビュー更新プログラムを公開した。2023年3月のプレビューパッチがこれで出そろったことになる。

  • Windows 11 バージョン 22H2:KB5023778(今回リリース)
  • Windows 11 バージョン 21H2:KB5023774(今回リリース)
  • Windows 10 バージョン 22H2:KB5019275(21日リリース済み)

 今回リリースされたのは、米国時間の来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー、Bリリース)に先駆けテストされるプレビューパッチ。セキュリティ関連の修正は含まれておらず、適用は必須ではない。

 ただし、来月導入予定の機能が含まれているので、いち早く体験してみたいユーザーや組織のIT管理者はテスト導入してみてもよいだろう。また、既存の不具合に悩まされている人にとっても試す価値はある。

 「Windows 11 バージョン 22H2」におけるハイライトは、以下の通り。

  • [スタート]画面に「Microsoft アカウント」の通知が導入。まずは一部のユーザーから展開される
  • Windowsをカスタムカラーモード(システムとアプリで明暗テーマが異なるモード)に設定したときに、タスクバーの検索ボックスが明るくなるように調整
  • 「メモ帳」アプリのコンボボックス問題を解決。利用可能なオプションがすべて表示されないことがあった
  • 「Microsoft PowerPoint」でアクセシビリティツールを利用すると応答が停止する問題を解決
  • マルチメディアデバイスでないにもかかわらず、マルチメディアデバイスとして分類されるUSBプリンターの問題を解決
[スタート]画面のプロファイル画像にバックアップを促す通知などが表示される。フィードバックを募るため、数種類のデザインがテストされるようだ(スクリーンショットはプレビュー版「Windows 11」のもの)