ニュース

ChatGPT×VRM×VOICEVOXによるバーチャルエージェントアプリがiPhone/iPadで登場

自分だけのキャラクターを作成、おしゃべりを楽しめる「OshaberiAI」

iPhone/iPadで好みの3Dモデルとおしゃべりを楽しめるアプリ「OshaberiAI」

 iPhone/iPadで好みの3Dモデルとおしゃべりを楽しめるアプリ「OshaberiAI」が、4月5日にリリースされた。iOS 11.0以降に対応しており、現在「App Store」からダウンロード可能。5ターンまでの会話なら無償だ。

 「OshaberiAI」は、今話題となっている3つの技術を組みわせたバーチャルエージェントアプリ。好みの3Dモデルや音声を組み合わせ、自分だけの理想のバーチャルエージェントを育てられるのが魅力といえる。

  • AIチャット技術「ChatGPT」:プロンプト(自然言語による指令)でキャラクターの設定をカスタマイズ
  • AI読み上げツール「VOICEVOX」:付属のボイスから好みのものを選択可能
  • VR向け3Dアバター「VRM」「カリン」が標準搭載。自分で用意したアバターも利用できる

 ちなみに、作者は「いもうとランチャー」などの制作で知られるUezo氏だ。

 キャラクターとの会話を楽しむには、まず「こんにちは」と声をかけるか、キャラクターをタップする。すると「どうしたの?」とキャラクターが尋ね、「Listening...」というメッセージが表示されるので、何か話しかけてみよう。すると声がマイクを通してキャプチャーされ、キャラクターがその内容を解釈し、答えを与えてくれる。何気ない会話を楽しんでもよし、調べ物を手伝ってもらうのもよし、使い方は自由だ。話しかけた内容に応じてキャラクターが動くのもかわいらしい。

 カスタマイズは、画面右上のボタンをタップすると現れる設定画面から可能。AI関連のオプションのほかにも、カメラの高さや位置調整も行える。VRMモデルが画面からはみ出て表示される場合は、ここで調整するとよいだろう。

 なお、5ターン以上の会話を楽しむには、サブスクリプションの購入(月額300円)が必要。ただし、現行版にはサブスクリプションを購入できない不具合があるとのこと。これは近日中に解消される見込みだ。

5ターン以上の会話を楽しむには、サブスクリプションの購入(月額300円)が必要

ソフトウェア情報

「OshaberiAI」
【著作権者】
uezo 氏
【対応OS】
iOS 11.0以降
【ソフト種別】
5回までの会話は無料、月額300円(税込み)
【バージョン】
1.0 beta(23/04/05)