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「おしゃべりAI」が「GPT-4」に対応 ~かわいい3Dキャラとおしゃべりできるスマホアプリ

iPhone/iPad向け。時報機能も追加

iPhone/iPadで好みの3Dモデルとおしゃべりを楽しめるアプリ「OshaberiAI」

 iPhone/iPad向けバーチャルエージェントアプリ「おしゃべりAI」が4月12日、v1.1へとアップデートされた。本バージョンでは、「GPT-4」を新たにサポート。OpenAIのAPIキーがあれば、キャラクターの頭脳を「GPT-4」へとアップグレードできる。

 「おしゃべりAI」(OshaberiAI)は、「ChatGPT」「VRM」「VOICEVOX」といった今注目の技術を組み合わせて、iPhone/iPadで好みの3Dモデルとおしゃべりを楽しめるようにしたモバイルアプリ。プロンプト(自然言語による指令)でキャラクターの性格を指定し、3Dアバターで姿をカスタマイズし、好みの読み上げボイスを割り当てることが可能で、自分だけのバーチャルエージェントを作って対話できる。

 対応OSはiOS 11.0以降で、現在「App Store」からダウンロード可能。5ターンまでの会話なら無償で、それ以上はサブスクリプションの購入(月額300円)が必要となる。

 v1.1では「GPT-4」対応のほかにも、毎時00分・30分に指定したメッセージを読み上げる時報機能を追加。iPad向けの調整も含まれている。初期リリースにあったサブスクリプションが購入できない不具合も解消された。

「GPT-4」対応と時報機能の追加。オプションの増加をうけ設定画面も変更された

 なお、最新版では読み上げ音声のサーバー負荷が1/3近く削減されているとのこと。サービス全体でのパフォーマンス改善と運用コストの削減が期待できるので、ぜひアップデートしてほしい。執筆時の最新版はv1.1.1で、設定したAPIキーを忘れてしまう問題などが解決されている。

ソフトウェア情報

「OshaberiAI」
【著作権者】
uezo 氏
【対応OS】
iOS 11.0以降
【ソフト種別】
5回までの会話は無料、月額300円(税込み)
【バージョン】
1.1.1