ニュース

Gateboxの「デジタルフィギュアボックス」で3DCGキャラクターと共に暮らす世界がすぐそこに?!【TGS2023】

自分の持っているアバターモデルを現実世界で飾れちゃう!

Gatebox、「デジタルフィギュアボックス」を実機展示

 Gatebox(株)は、東京ゲームショウ2023(TGS2023)において、発売予定のデジタルフィギュア専用ディスプレイ「デジタルフィギュアボックス」を実機展示した。

 本製品は、3DCGキャラクターモデルをデジタルフィギュアとして物理空間に飾るためのもの。使用方法はシンプルで、スマートフォン(現在はAndroidのみ、iOSは検討中)に専用アプリをインストールし、物理的なボックスにセットするだけ。キャラクターの動きや背景、大きさはアプリ内で自由に変更可能だ。

デジタルフィギュアボックス - 機能紹介

 Gateboxは「キャラクターと暮らせる世界」をコンセプトに掲げるベンチャー企業。すでにマイクやカメラなどのセンサーを搭載し、バーチャルなキャラクターとコミュニケーションができるキャラクター召喚装置「Gatebox」を販売している。

Gatebox Grande - 大型キャラクター召喚装置 - PV「未来のおもてなし」

 近年、VTuberブームやメタバースブーム、そしてピクシブ(株)の「VRoid Studio」といったソフトウェアの普及により、3DCGキャラクターを持つことが日常の一部となってきた。

 今回の展示に合わせて、一般から展示に使用するアバターを募集したところ、300体近くの応募があったという。それだけ3DCGキャラクターが馴染みのある存在になっているといえる。この「デジタルフィギュアボックス」はそんなファンにとって、手軽にキャラクターと暮らせる世界を始められるエントリーモデルとして魅力的で、自分の好きなキャラクターと共に生活する新しい時代の幕開けを感じさせる。

スマートフォンをセットする「ウチバコ」、ウチバコを包む「ソトバコ」、そしてスマートフォンを固定する「部品」からできているシンプルなプロダクト
展示前に一般から展示するアバターを募集しており、300体近くの応募があったという

 なお、「デジタルフィギュアボックス」の予約は現在、BOOTHにて受付中で、価格は5,500円。発売は2023年12月頃を予定している。

「TGS2023」の会場では、ChatGPTを使って会話できるモデルも参考展示されていた