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AIボイチェンソフト最新作「Voidol3」発売、AIモードとSYNTHモードの双方向変換が可能に

本体バンドルキャラクターも13体に大幅増加

 クリムゾンテクノロジー(株)は、AIリアルタイム声質変換ソフト「Voidol3 - Powered by リアチェンvoice -」(以下、「Voidol3」)を9月8日に発売した。価格は、通常版が29,700円、「Voidol2」からのアップグレード版が18,700円。なお、本ソフトは非商用となる。

 「Voidol3」は、機械学習技術を用いて人の声を特定キャラクターの声へリアルタイム変換できるソフト「Voidol」シリーズの最新作。今作では、より使いやすく刷新されたユーザーインターフェースに加え、自身の声を特定のキャラクターの声に変換するAIリアルタイム声質変換(AIモード)とシンセサイジングによる超高速声質変換エンジン(SYNTHモード)を双方向連結できる機能が搭載された。

 Alモードで変換した音声をさらにSYNTHモードで変換する、SYNTHモードで変換した音声をさらにAlモードで変換する、AIモードのみの使用、SYNTHモードのみの使用、という4パターンでのボイス変換が可能となっている。

AIモードとSYNTHモード連結・切り替え部分

 これにより変換品質がアップするほか、キャラクターの声のままウィスパーボイスにしたり、ロボットボイスにしたりと、ボイス変換のバリエーションもさらに豊富になった。さらに、ソフト本体の購入時点から使用できるバンドルキャラクターも大幅に増えて13体に。自分の声を多様な声質に変換できる、「Voidol」本来の楽しさを体感できる。

バンドルキャラクターが合計13体に

 なお、前作「Voidol2」の購入者に向けてアップグレード版も併せて発売。現行のボイスモデルは利用できるが、「Voidol3」への再インストールが必要となる。ただし、「Voidol1」からのアップグレードは非対応。

人間の声を特定のキャラクターの音声へリアルタイムで変換することを可能にするAIリアルタイム声質変換ソリューション「リアチェンvoice」