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好きなアバター&AIボイチェンでビデオ通話できる「Vme!」が正式リリース

Web版のGoogle MeetやDiscordに対応、基本利用は無料

自分の好きなアバターと声でビデオ通話できるツール「Vme!」がリリース

 HIGHBALL PTE. LTD. は9月11日、AI×Web3×VTuberプロジェクト「Vhigh!」において、自分の好きなアバターと声でビデオ通話できるGoogle Chrome拡張機能「Vme!」を正式リリースした。基本利用・ダウンロードは無料。FREE EDITION髪飾りの消去と限定アバターの利用解除には、月額980円のプランの購入が必要となる。

 「Vme!」は、自分の好きなアバターの姿、好きな声になってオンラインMTGに参加できるツール。Web版の「Google Meet」や「Discord」のボイスチャットに対応しており、モーショントラッキングにより、実際の目や口の動きに合わせて、キャラクターの目や口も動作する。また、各キャラクターにあったバーチャルボイスも用意。AIリアルタイムボイスチェンジャーつきで、好きなキャラクターの声でスムーズな会話を楽しめる。

利用方法は3ステップ。SBT(自分だけのアバター)を持っている人向けの「Soulbind Mode」、持っていない人向けの「Normal Mode」が用意されている
Vme! ずんだもん変身ver

 NFTを購入し、SBT(ソウルバウンドトークン)を保有すれば、自分だけのアバターを手に入れることも可能。無料版でも複数のキャラクターを使用可能だが、キャラクターの頭上に「FREE EDITION髪飾り」がつく形となる。アバターについては、外部プロジェクトと共同でアバターの制作・販売を準備中としている。

利用イメージ
実際にWeb版Google Meetで「ずんだもん」のアバターを使用した様子。無料版ではキャラクターの頭上に「FREE EDITION髪飾り」がつく

 なお、執筆現在、予想を超えるアクセス数により、ボイスチェンジャー(アバターボイスON)が正常に動作しないことが確認されているとのこと。

 「地声+ピッチ変更(遅延なし)」は、正常に動作しているということで、そちらを選択すれば、地声(ボイチェンなし)もしくはピッチを変更した地声で発話することが可能。復旧までのしばらくの間、アバターボイスをOFFにし、そちらを利用してほしいと呼び掛けている。