やじうまの杜

宝鐘マリンとコラボした無料動画ツール「VARK SHORTS」で華麗に「美少女無罪♡パイレーツ」を踊ってみた

アバターがなくても誰でも作れる!踊れる!

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「VARK SHORTS」で自分のアバターを使って素敵な動画を作ってみよう

 「VRChat」といったメタバースプラットフォームの流行や「ホロライブ」をはじめとするVTuberブームなどで、いまや3Dアバターを目にする機会がとても多くなってきたと思います。もうすでに自分用のを持っているという人もいらっしゃるのではないでしょうか。

 そんな中、近ごろ私のX(旧Twitter)のタイムラインには、そんな3Dアバターの可愛かったり、ちょっと面白かったりするショート動画が多く流れてくるようになりました。

 これはどうやって撮影しているのかと調べてみると、その共通点として「VARK SHORTS」というアプリを使っていることがわかりました。「VARK SHORTS」と検索すれば、Xはもちろん、YouTubeなどでもいろんな人がアップしている動画が見れます。

 しかも「ホロライブ」所属の人気VTuber「宝鐘マリン」さんとコラボしているということで、追加テンプレートを使えば「美少女無罪♡パイレーツ」が踊れちゃうとのこと。これは試してみるしかない!と思い、私も早速「VARK SHORTS」でショート動画を作ってみました。

 いかがでしょう。華麗に踊れていると思いませんか。

 「VARK SHORTS」は、バーチャルライブプラットフォームなどを開発する(株)VARKが提供する無料のWindows用アプリ。VRM形式の3Dモデルを読み込み、作りたい動画のテンプレートを⼀覧から選択するだけで、簡単にショート動画を作成することができます。

 2023年4月のリリース以降、利用可能なテンプレートの種類は増えており、執筆時点のv0.4.2(現在の最新版はv0.5.0)では、74パターンものテンプレートが用意されています。その中にはかわいらしかったり、思わずフフッと笑ってしまうような面白おかしいものまであり、バラエティ豊かです。

可愛らしいテンプレートから、思わず笑ってしまうような面白テンプレートまで、さまざまなものが用意されています

 私も普段使用しているアバターを読み込ませてみたのですが、自分のアバターが「美少女無罪♡パイレーツ」に合わせて可愛らしく動いているのが微笑ましくて、何度も繰り返し見てしまいました。

 「VRM形式の3Dモデルを用意するなんて……そもそもアバターを作ったことないよ」という方でも、本ソフトには最初からサンプルアバターがいくつか入っているのですぐに試せますよ。

【ショート動画作成までの流れ】
自分が持っているVRMアバターを読み込みます。最初から何体か用意されているのでそちらを使ってもOK
豊富に用意されているテンプレートから1種類を選びます。今回は「美少女無罪♡パイレーツ(宝鐘マリン)」を選択
アバターが表示される大きさや立ち位置などを右上のエリアから調整します。基本はそのままで大丈夫です
最後に、メニューから[エクスポート]を選択し、動画を出力すればOKです。動画の形式は基本的にMP4になります
自分のアバターが「美少女無罪♡パイレーツ」を踊っちゃってます!

 すでにVRM形式の3Dのキャラクターモデルを使っている方にはぜひ試してもらいたいです。見慣れたキャラクターの可愛らしいさらなる一面が見られるかもしれませんよ。

 ちなみに、個人が出力した動画を編集・公開する場合や収益化したい場合など、利用に関する注意事項については、公式サイトに用意されている利用規約を必ず確認するようにしましょう。