でんこと旅するメタバースの世界

でんこが自由度盛り盛りの新天地「Resonite」を徘徊する

やはり随所に「NeosVR」らしさが!? でもSteamで「非常に好評」の幸先よし!

 この連載では「メタバース」という、現実とは異なるもう1つの素敵な世界について、メタバースライターである私、でんこがその魅力や楽しみ方などをお届けします。ぜひ私と一緒に新たな世界へ旅立ってみませんか。
新メタバース「Resonite」にダイブ! アバターのセッティングを試行錯誤していたのでこのような状況になっていました……

 10月6日18時(日本時間10月7日3時)にサービスが開始された新メタバース「Resonite」が盛り上がっています!

 私が観測しているX(旧Twitter)のタイムラインでも「Resonite」に関する多くのポストを見ることができ、特に「VRChat」や「cluster」といったバーチャルな世界ですでに遊んでいるユーザーたちが、観光的な形で「Resonite」を訪れている姿を多く見かけました。

 「Resonite」がなぜここまで話題になっているかというと、新しく生まれたメタバースというのはもちろん、その自由度の高さと機能の豊富さにあると私は思います。それもそのはず。「Resonite」は自由度がとても高いメタバースである「NeosVR」の旧開発チームが開発に多く携わっているからです。

 サービス開始から約10日が過ぎた執筆時点で、すでにしっかりと遊べて楽しめる世界ということで、すでに多くの方々がこの「Resonite」の世界で過ごしており、Steamでの評価も「非常に好評」になっています。

Steamでの評価も「非常に好評」となっています

 私も早速この世界に遊びに行ってきました!

【「Resonite」の入り方】
インストールして起動すると、最初はこの画面になります
左上の[ログイン/登録]をクリックすると、ユーザー登録画面に遷移します
ユーザー名やメールアドレス、パスワードを入力してユーザー登録をします

 ファーストインプレッションとして、やはり「Resonite」はさまざまなことができる自由な世界でした。できることは多岐に渡りすぎるため、そのすべてをここに書くのは難しいのですが、個人的にインパクトがあったのは、画像や3Dモデルデータなどのファイルを、このアプリにドラッグ&ドロップすることでインポートでき、すぐにほかのユーザーと共有することができる点です。

画像ファイルを「Resonite」のウィンドウにドラッグ&ドロップするだけで取り込み可能です。すぐにほかのユーザーと共有することができます
3Dのバーチャルな空間に画像ファイルがパッと現われるのは未来を感じました

 実際に、この世界において私の分身になるアバターのインポートを試してみました。セッティングを試行錯誤していたので、冒頭の画像のような、私のアバターがたくさん空中に浮いているという少しシュールな図になっていました……。ですが、こういったことが可能な世界です。

同じくドラッグ&ドロップで3Dモデルデータもインポートできます

 さすが「NeosVR」の旧開発チームが手掛けた世界というだけあって、「Resonite」は非常に自由度が高く、さまざまな遊び方、いえ、遊び以外にも“もっと広義なさまざまな使い方”ができる空間だと思います。「インスペクター」と呼ばれるウィンドウを浮かばせてワールド内のオブジェクトを変更する、そんな「NeosVR」らしさが感じられる点も住人たちの心をくすぐるポイントではないでしょうか。

 ちなみに「Resonite」は現在早期アクセス中で、今後2~3年をかけて機能の追加実装や最適化・調整などを行なっていくとのことです。現在は無料で訪れることができますよ。今後も無料で利用できる方針は変わらないそうです。

すでに多くのワールドが公開されており、多くのユーザーがそれらの空間に訪れています
日本人向けのチュートリアルワールドも有志により公開されています
バーチャル空間上に「インスペクター」というウィンドウを浮かばせて、ワールド内のオブジェクトを変更しています

 VRモードはもちろん、デスクトップPCでも遊びに行くことができます。この自由なバーチャル空間をぜひ1度体験してみてほしいです。メタバースならではの未来の一端を感じることができること間違いなしです!

ワールドに集まっていろんなアイテムを空間に出して遊ぶユーザーの姿が見られました
Resonite公式のデモンストレーション映像

著者プロフィール:でんこ

バーチャルに活動の場を移したゲームライター。得意分野はビデオゲーム全般だが、最近はメタバースへの関心が強い。
ライターとしてさまざまなメディアで執筆する一方、メタバース内ではラジオパーソナリティや、DJなどの活動を通して、メタバースの魅力を多くの人に伝えるべく活動中。

・著者Webサイト:https://note.com/denpa_is_crazy/

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