ニュース

ホロライブのメタバース「ホロアース」、いよいよアバタークリエイト機能がテスト公開へ

次期アップデートでサンドボックスゲームのテストプレイエリアも登場予定

「ホロアース」アバタークリエイト機能のテストバージョンを公開へ

 カバー(株)は10月22日、同社が開発中のメタバースプロジェクト「ホロアース」において、2023年末に配信を予定している次期アップデート内容の一部を公開した。

 「ホロアース」は、同社が運営する女性VTuberグループ「ホロライブ」に所属するタレントたちの活躍を描く異世界創造プロジェクト「ホロライブ・オルタナティブ」で登場するセカイ「ホロアース」をバーチャル空間上に実装し、タレントと一緒にファンが体験できるメタバースコンテンツ。

 現在はベータ版にあたる「ホロアース ロビーβ版」が公開中で、別セカイへの玄関口となる「コミュニケーションロビー」にて、すでに検証を兼ねたバーチャルライブイベントなどが実施されている。「ホロアース」はサンドボックス・ゲームとして開発が進められており、将来的にはオープンフィールドでモンスターと戦ったり、自分だけの家づくりをしたり、さまざまな生き方を「ホロアース」内で体験できるという。

 今回、ホロアース運営チームからの発表によると、今年の年末に予定されているアップデートでは、開発中のサンドボックスゲームの一部機能をテストプレイできる「シミュレーションルーム」を公開予定。テストプレイエリアは、サンドボックスゲームの通信システムのテストをはじめ、いくつかの機能検証を目的としており、同エリアでプレイ可能な各要素は、サンドボックスゲームの正式な仕様とは異なる場合があるとのこと。

サンドボックスゲームの一部機能のテストも実施予定

 また、アバタークリエイト機能のテストバージョンも公開される予定だ。現在公開中の「ホロアース ロビーβ版」では、シンプルな三角錐のオブジェクトがテスト用のアバターとして使用できたが、次回アップデート以降は作成したアバターで、ホロアースの世界を自由に移動することができるようになる。ただし、こちらの機能もテストバージョンのため、アバターのパーツやカラーなどの機能に一部制限が設けられる。

 なお、次期アップデートでは、ほかにも多数のアップデートが予定されている。その詳細については後日公開予定とのこと。