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NeosVRの旧開発チームが手掛ける新メタバース「Resonite」のサービス開始日が10月7日に決定

ビジュアルプログラミング言語も搭載、多機能で自由度の高さが特徴の新天地

「Resonite」のサービス開始日が日本時間10月7日に決定

 Yellow Dog Man Studiosは10月3日(現地時間)、同社が開発中の新ソーシャルVRプラットフォーム「Resonite」のサービスを10月6日18時(日本時間10月7日3時)に開始することを発表した。同プラットフォームは「Steam」にてリリース予定で、UIは日本語を含む18言語に対応する。



 「Resonite」は、メタバースサービス「NeosVR」の旧開発チームが手掛ける新しいプラットフォーム。同チームの主要メンバーは経営方針などの行き違いから「NeosVR」の開発を長らく停止し、その後、Discordにおいて「NeosVR」のコミュニティより離れることを正式表明、その同じタイミングで「Resonite」の立ち上げが発表された。

 発表当初、公開されたSteamのストアページ上では、10月中にローンチ予定という表記に留まっていたが、今回、正式にリリース日時が決定した。

 本プラットフォームにはさまざまな特徴があるが、任意のアバターを持ち込んで理想の自分自身の姿になれるのはもちろん、フルトラッキングに加え、目と表情のトラッキングも可能。さらに触覚ベストもサポートしており、より没入感を高められる。

プラットフォーム内にあるさまざまなアイテムで遊ぶこともできる
「Resonite」は非常に自由度が高いプラットフォームだ

 また、画像などをドラッグ&ドロップして他のユーザーとシェアしたり、インベントリにアイテムやガジェットを保存して出現させるというユニークな体験ができる。ワールドに存在するものは内蔵のツールで編集・カスタマイズが可能で、さらに「ProtoFlux」というビジュアルプログラミング言語も搭載しており、プラットフォーム内でスクリプトを書ける。Websocketsもサポートしており、外部アプリケーションとの通信も可能だという。

プラットフォーム内で映像や音楽を他のプレーヤーと簡単に共有できる
内蔵されている各種ツールを使い、ワールドやアイテムの編集・カスタマイズが可能