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「Google Meet」がドメイン内のライブストリーミングを超低遅延で視聴可能に

発表者やコンテンツも自動フォーカス

Google Workspace Updatesのリリース記事

 米Googleは9月5日(日本時間)、オンラインビデオ会議サービス「Google Meet」のライブストリーミングについて、超低遅延の視聴エクスペリエンスを導入することを発表した。Web版のみで利用でき、モバイルアプリ版は2023年末までに導入予定としている。

 新しい視聴エクスペリエンスでは、新機能を搭載したほか、一部の機能について改善した。

  • ラグを抑える
  • 各発表者のビデオ解像度が最大720pに向上
  • 共有コンテンツとプレゼンテーションを最大2,880×1,800で表示
  • 最大2人の発表者を、プレゼンテーション資料と一緒に並べて表示
  • 新しいレイアウトエンジンで、動的な解像度管理によってあらゆるウィンドウアスペクトに対応
  • 関連性の高い発表者とコンテンツにフォーカスする自動フレーミングの改善
  • 絵文字によるリアクション、投票、Q&Aを通した視聴者との交流
絵文字のリアクションやQ&Aなども利用可能に

 まず、即時/計画的リリースのドメインで9月4日から段階的にロールアウトされ、適用まで最大15日かかるとしている。なお、一部の計画的リリースドメインでは、9月18日からの延長ロールアウトとなり、適用までさらに最大15日かかる可能性がある。また、一部ユーザーは、2023年12月まで適用されない場合ががあるとのこと。

 ライブストリーミングを利用できるのは「Google Workspace」の以下のエディション。

  • Enterprise Standard
  • Enterprise Plus
  • Enterprise Essentials Plus
  • the Teaching and Learning Upgrade
  • Education Plus

 また、視聴できるのは、以下のエディション。なお、個人ユーザーはどちらも利用できない。

  • Business Starter
  • Business Standard
  • Business Plus
  • Enterprise Starter
  • Enterprise Standard
  • Enterprise Plus
  • Education Fundamentals
  • Education Standard
  • the Teaching and Learning
  • Upgrade
  • Education Plus
  • Essentials Starter
  • Essentials