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HMDとコントローラーの3点だけで最大11点の擬似フルトラッキングを可能にする「Standable: Full Body Estimation」が発売
「VRChat」や「NeosVR」での動作は確認済み
2023年5月9日 17:55
米Standableは5月9日(日本時間)、モーションキャプチャーユーティリティ「Standable: Full Body Estimation」を発売した。PCゲーム配信プラットフォーム「Steam」にて配信中で、価格は2,300円。無料の体験版もダウンロードできる。なお、執筆時点では本アプリは日本語に対応していない。
「Standable: Full Body Estimation」は、SteamVR上でヘッドマウントディスプレイ(HMD)と、両手に持つVRコントローラーの3点の情報から、全身の動きを推定し、最大11点のトラッキングをエミュレーションするソフト。基本的には11点までのフルボディトラッキングをサポートするSteamVRアプリに対応する。
対応アプリは現時点では、「NeosVR」の動作サポートが確認されており、さらに「VRChat」、「ChilloutVR」についても一部調整や不具合があるものの動作確認はされている。その一方で「Blade & Sorcery」や「Zenith」といったアプリではトラッカーが認識されず、使用できない。
「Standable: Full Body Estimation」がsteamでリリースされたのでちょっとだけお試し。トラッカーがなくてもHMDとコントローラーの3点トラッキングだけで疑似フルトラができる!体を綺麗にひねったり寝転がったりなんかもできるようになった👍pic.twitter.com/0fRERskQev
— 和泉屋さん(VR) (@izumiya_san_vr)May 9, 2023
なお、開発元によると、今回リリースされたv1.0は開発の初期段階のもので、今後のアップデートで精度と使いやすさを向上していくとのこと。