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カメラに映った自分の動きでVTuberモデルを動かせる「Webcam VTuber」が無償公開

口や腕、指の動きまでトレース可能。用意された3DモデルだけでなくVRMも利用できる

「Webcam VTuber」

 (株)ユーザーローカルは1月28日、カメラに映った自分の動きでVTuberモデルを動かせるWebアプリ「Webcam VTuber」を公開した。Windows 10/macOS Mojave以降で動作している「Google Chrome」および「Firefox」に対応しており、無料で利用できる。

 「Webcam VTuber」は、Webブラウザー上で動作するVTuberモデル操作アプリ。USBカメラやノートPCの内蔵カメラなどPCのカメラに映った人物の動きをトレースして、リアルタイムでVTuberモデルに同じ動きをさせることが可能だ。

 Webブラウザーの画面を「OBS Studio」やキャプチャーデバイスを使って生配信したり、ビデオチャットしたり、録画してアップロードすることが想定されている。詳しい配信の方法は、「Webcam VTuber」のヘルプページで解説されている。

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 内部ではAIによって骨格を推定しているとのことで、トレースの精度はかなり高い。顔の向きや腕の動きはもちろん、口や目の動き、指の動きまで再現できるうえ、数字キーで5種類の表情を切り替えることが可能。VTuberモデルにさまざまな表現をさせることができるだろう。

 あらかじめ「千駄ヶ谷 篠」「桜田 史利矢」など男女5人の3Dキャラクターが用意されているほか、既存のVRMファイルをアップロードして使うことが可能だ。もちろん「Vroid Studio」や「Blender」で出力したオリジナル3Dモデルもアップロードできる。ショートカットキーでキャラクターのズームイン・アウトも可能。

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千駄ヶ谷 篠
桜田 史利矢
AvatarSample_C
AvatarSample_D

 背景も用意されたプリセットのほか、好きな画像ファイル(JPEG/PNG形式)をアップロードして使うことが可能。ブルーバック・グリーンバックもプリセットに含まれているので、簡単に実際の景色などとクロマキー合成して配信することができる。

AvatarSample_D。グリーンバックもプリセットに含まれている