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無料の3Dキャラクター制作ツール「VRoid Studio」に商用可能なドレスやハロウィンコスの無料衣装が追加

小悪魔感あふれるドレスやバトラージャケットなど、自身のアバターにあわせてカスタマイズも可能

「VRoid Studio」v1.14.0

 ピクシブ(株)は10月3日、無料の3Dキャラクター制作ソフト「VRoid Studio」の最新版v1.14.0を公開した。今回のアップデートでは「CLCT for DRESS」のプリセットが22種類、2022年ハロウィンのプリセットが7種類追加された。

 「CLCT(コレクト)」は、メタバースと3Dアバターモデルの世界的な需要の高まりを受け、同社によって提供されるさまざまなサービスを通して、これから新たに3D創作に挑戦する全世界のクリエイターを応援するためにスタートしたプロジェクト。「VRoid Studio」を通じて個人・企業を問わず商用利用可能なファッションアイテムを無料配布している。

 第3弾となる今回のテーマは「DRESS」で「白と黒」をテーマに、フリルドレスやブラウス、キャミソール、スカート、ジャケット、パンツといった全15種類のファッションアイテムや、モデリングのベースとして自由に利用可能な7種類のヘアアイテムが配布されている。

「VRoid Studio」のキャラクター制作画面
コレクション第3弾となる今回のテーマは「DRESS」
「白と黒」をテーマに全15種類のファッションアイテムと自由に利用可能な7種類のヘアアイテムを追加

 またハロウィンのプリセットでは、ハロウィンらしい小悪魔感あふれるドレスが追加された。

2022年ハロウィンのプリセットの例

 これらのアイテムは、自身のアバターに合わせてVRoid Studio上のパラメータでフォルムを微調整したり、ペイントツールでデザインをアレンジすることも可能だ。

 そのほか、今回のアップデートでは、カラーコードを手入力した際にカラーパレットに反映されないことがある不具合や、カスタムアイテムの新規作成後にカラーパレットを選択すると操作できなくなることがある不具合が修正されている。

「CLCT for DRESS」第3弾のキービジュアル(イラスト:木澄玲生氏)

 「VRoid Studio」は、直感的な操作感でオリジナルの3Dキャラクターを制作できるツール。パラメータを調整して素体をカスタマイズし、テンプレートをベースに服をアレンジすることもできる。制作したモデルデータはVRM形式でエクスポート可能で、VRM形式に対応した各種ソフトウェアで使用できる。対応OSはWindows/macOSで、公式サイトか「Steam」から無料でダウンロードできる。

「CLCT for DRESS」メタバースファッションプロジェクト第3弾

ソフトウェア情報

「VRoid Studio」Windows版
【著作権者】
ピクシブ(株)
【対応OS】
Windows 8.1以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
v1.14.0(22/10/03)