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VRMモデルをカメラに映った自分の動きに同期して配信できるVTuber向けツールが公開
顔や指の動きにも対応するモーションキャプチャーツール「HolisticMotionCapture」
2023年1月19日 11:50
カメラに映った自分の動きに同期させてVRMモデルを動かせるモーションキャプチャーツール「HolisticMotionCapture」v1.0.0が、1月10日に公開された。Windows/Macに対応しており、編集部にてWindows 11で動作確認した。「Apache License 2.0」のもとで公開されているフリーソフトで、現在「GitHub」のプロジェクトページからダウンロード可能。
体のポーズに加え、手指、顔の動きにも対応しており、VRMモデルが対応しており、カメラの性能が順分であれば細かい仕草まで再現できる。出力した映像は、本ソフト上で確認できるほか、仮想カメラとして各種Web会議ツールや動画配信ツールで利用可能だ。
使い方は簡単で、[Load VRM]ボタンから用意したVRMファイルを指定し、[Input Device]エリアのプルダウンリストからキャプチャーするカメラを選び、[Start/Stop]ボタンを押すだけ。[Output Control]エリアの[Output on/off]ボタンで、仮想カメラの有効・無効を切り替えられる。
[Avatar Control]エリアの[Mode:]プルダウンリストで、キャプチャーする部位を「ポーズ・顔・手指すべて」や「ポーズと顔のみ」、「ポーズと手指のみ」などから選択可能。VRMモデルの動きを、上半身のみに限定したり([Move upper body only]チェックボックス)、常にカメラの方向を見るように動きを制限する([Lock camera]チェックボックス)こともできる。
背景画像を[Background Select]エリアの[New Image]ボタンから指定することも可能で、1度使った画像はその左側のプルダウンリストから再利用可能。プルダウンリストで[None]を選べば、黒背景にすることもできる。
なお、編集部では[Mirror mode]チェックボックスの動作を確認できなかった。
ソフトウェア情報
- 「HolisticMotionCapture」
- 【著作権者】
- IKEP 氏
- 【対応OS】
- Windows/Mac(編集部にてWindows 11で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0(23/01/10)