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検索機能の信頼性を向上 ~Windows 10/11の2023年8月プレビューパッチが公開

来月の「Windows Update」で配信される改善を先行体験

「KB5029351」などがリリース。2023年8月非セキュリティプレビュー更新プログラム

 米Microsoftは8月22日(現地時間)、2023年8月非セキュリティプレビュー更新プログラムをリリースした。「Windows 10 バージョン 22H2」とWindows 11で利用可能。

 「Windows 11 バージョン 22H2」における主な新機能は、以下の通り。

  • 検索ボックスのグリームに新しいホバー動作が追加。検索ボックスにカーソルを合わせると、検索ボックスが表示される。この動作は、タスクバーの右クリックメニューからアクセスできる[個人用設定]-[タスク バー]設定ページで調整が可能
  • 検索アイコンに影響する問題に対処。アイコンを選択しても、検索アプリが開かないことがあった。マシンがスリープした後に発生する
  • 検索アプリの信頼性が向上
  • [Tab]キーで検索結果を参照するときに追加の操作が必要な問題を解決
  • 「ナレーター」に影響する問題を解決。タスクバーの検索ボックスと検索ボックス内の検索ハイライトが正しく認識されなかった

 なお、今回リリースされたのは米国時間来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー)に先駆けテストされるプレビューパッチだ。セキュリティ関連の修正は含まれておらず、適用は必須ではない。

 あくまでも新機能をいち早く試してみたいパワーユーザーや、組織で大量のデバイスを管理しており、自社環境への影響を事前にテストしたいIT管理者向けで、勝手にインストールされることはないので安心してほしい。既存の不具合に悩まされている人にとっても試す価値はあるが、一般のユーザーは来月の「Windows Update」を待っても問題はない。