ニュース
クロスプラットフォーム対応ベンチマーク「Geekbench 6.2」 ~Windows on Armに対応
Linux版はRISC-Vをプレビューサポート
2023年9月14日 10:10
加Primate Labsは9月12日(現地時間)、ベンチマークソフト「Geekbench」の最新版「Geekbench 6.2」をリリースした。現在、同社のWebサイトや各種アプリストアから入手できる。
「Geekbench」は、Windows/Mac/Linux/iOS/Androidをカバーするクロスプラットフォーム対応のベンチマークソフト。ボタンを押すだけの簡単な操作でCPUやGPUコンピューティングのスコアを測定できる。基本的に有償のソフトだが、共有サイトへスコアを自動で投稿するトライアウトモードであれば個人利用に限り無償だ。Windows版の対応OSは、64bit版Windows 10以降。
「Geekbench 6.2」の目玉は、「Windows on Arm」をサポートしたこと。「Lenovo ThinkPad X13s」や「Microsoft Windows Dev Kit 2023」などのWindows搭載ARMデバイスで「Geekbench 6」のベンチマークテストを行い、他のデバイスとシステム性能を比較できる。
なお、インストーラーはx64版と統合されているので、アーキテクチャーに応じて選ぶ必要はない。
そのほかにも、「Geekbench 6」のLinux版でRISC-Vがサポートされた。現在、プレビュービルドが利用可能。また、iOS/Android版で履歴機能が追加され、デバイスのパフォーマンスを長期にわたって追跡・分析できるようになっている。「Geekbench 6.2」はベンチマーク処理に変更がないので、「Geekbench 6.1」のベンチマークスコアとも比較可能だ。
ソフトウェア情報
- 「Geekbench」Windows版
- 【著作権者】
- Primate Labs Inc.
- 【対応OS】
- 64bit版Windows 10以降
- 【ソフト種別】
- シェアウェア(99米ドル、トライアウトモードは無料)
- 【バージョン】
- 6.2(23/09/12)