老舗ファイル圧縮・暗号化ソフト「WinZip」の最新版がリリース

「WinZip」の最新版がリリース

　WinZipは9月13日（現地時間）、圧縮・解凍ツール「WinZip」の最新版「WinZip 28」をリリースしたことを発表した。ファイル共有や圧縮、暗号化の機能を改善したという。上位版の「WinZip 28 Pro」の価格は8,030円、通常版の「WinZip 28」の価格は5,280円。

　新しい機能として、暗号の有無にかかわらず、ZIPファイルを開く前に既存のウイルス対策ソフトを使用し、簡単にウイルススキャンできるようになった。ダウンロードしたアーカイブファイルの安全を確認してから、中身を開くことが可能だ。

ファイルを開く前にウイルススキャンを実行できるように

　定期的にファイルバックアップを行う「WinZip Secure Backup」機能も強化され、フォルダーを右クリックメニューからバックアップ対象に追加可能。

バックアップを強化

　PDFを作成・編集できる「WinZip PDF Express」機能では、PDF内にコメントや注釈を追加できるようになったほか、PDF内のフォームへの入力や署名の追加ができるようになった。

PDF内のフォームに入力できるように

　このほか、ホーム画面を刷新したことや、アプリ内サポートが利用可能となっている。

ホーム画面を刷新

＃＃ソフトウェア情報
「WinZip」
【著作権者】 Corel Corporation
【対応OS】 64bit版のWindows 10/11
【ソフト種別】 シェアウェア　5,280円など
【バージョン】 28.0（23/09/13）