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Microsoft純正のシステム最適化アプリが日本語に対応、「PC Manager」v3.1

ワンボタンでメモリの開放と一時ファイルの削除を行ってシステムパフォーマンスを改善

「Microsoft PC Manager」v3.1.3.0

 システム最適化ソフト「Microsoft PC Manager」が、日本語に対応したようだ。編集部にて、v3.1.3.0が日本語で利用できることを確認している。

ワンボタンでメモリの開放と一時ファイルの削除を行ってシステム全体のパフォーマンスを改善する「ブースト」などを備えるシステム最適化アプリ

 「Microsoft PC Manager」は、Microsoftの中国部門が開発しているシステム最適化ソフト。ワンボタンでメモリの開放と一時ファイルの削除を行ってシステム全体のパフォーマンスを改善する「ブースト」(Boost)を備えるほか、以下の機能を備える。

  • クリーンアップ
    ブースト:「ブースト」を実行
    正常性チェック:クリーンアップできるアイテムなどをスキャン
    ストレージ管理:ディスククリーンアップやストレージを占有している巨大ファイルを検出
    プロセス管理:メモリ使用量の多いプロセスを列挙して手軽に終了させられるツール
    スタートアップアプリ:OSの起動を遅くしているスタートアップアプリを整理
  • セキュリティ
    スキャン:「Windows Defender ウイルス対策」でPCをスキャン
    Windows Update:OSが最新のバージョンになっているかをチェック
    タスクバーの修復:タスクバーを初期状態へ復元する
    ポップアップ管理:アプリのポップアップウィンドウをブロックする

 そのほかにも、OS標準クリーンアップツールへのリンクも用意されている。この手のアプリは機能を豊富にするあまり複雑になる傾向にあるが、本ソフトはOSで利用できることはOSに任せることでシンプルに保っているのが特徴だ。

[クリーンアップ]と[セキュリティ]は、画面下部のボタンで切り替える仕組み

 なお、v3.0にはあったツールボックスやデスクトップフローティングツールバーは、v3.1では見当たらない。廃止されてしまったようだ。本ソフトはまだベータ版という扱いなので、比較的カジュアルに機能の存廃がある点には注意したい。

 「Microsoft PC Manager」は「Windows 10 バージョン 1809」以降に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。日本語のほかにも英語、スペイン語、韓国語などにも対応するようだ。

公式サイト。日本語のほかにも英語、スペイン語、韓国語などにも対応するようだ。

 すでに利用中の場合は自動更新機能でアップデートすることもできるが、もし失敗してしまう場合は、一旦「Microsoft PC Manager」を終了し、公式サイトからインストーラーをダウンロードしてセットアップするとよい。

ソフトウェア情報

「PC Manager」
【著作権者】
Microsoft
【対応OS】
Windows 10 バージョン 1809以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.1.3.0