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「Oracle VM VirtualBox 6.1」のサポートが終了

「Windows 11」もゲストOSとしてインストールできる「VirtualBox 7.0」への移行を

「Oracle VM VirtualBox 6.1」シリーズのサポートが終了

 米Oracleは2024年1月をもって、「Oracle VM VirtualBox 6.1」シリーズのサポートを終了した。執筆時現在、アクティブにメンテナンスされているのは「VirtualBox 7.0」シリーズのみとなる。

 「VirtualBox」は、x86ベースシステムの仮想マシンを作成・実行できるソフト。オープンソースで開発されており(ライセンスは「GPL version 3」)、Windows、Mac、Linux、Solarisが公式にサポートされている。現在「download.virtualbox.org」から無償でダウンロード可能。32bit版OSはサポートされていないので注意したい。

 「VM VirtualBox 6.1」は、2019年12月に初めてリリースされたが、2024年1月をもってサポートが打ち切られた。今後、セキュリティ修正を含むアップデートは提供されないので、まだ利用している場合は最新の「VirtualBox 7.0」へ移行したい。「VirtualBox 7.0」はセキュアブート(Secure Boot)や仮想「TPM 1.2」「TPM 2.0」へ対応しており、「Windows 11」をゲストOSとしてインストールできる。