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不要なOS同梱アプリを削除する「Bloatynosy」がメジャー更新、「BloatynosyAI」に

AI機能「Copilot」を削除する機能を追加、Windows 10にも対応

「BloatynosyAI」v2.0

 ブロートウェアを削除するツール「Bloatynosy」が2月12日(日本時間)、v2.0へとアップデートされた。「CoMachina」のユーザーインターフェイスを取り込んでアプリ基盤を刷新したメジャーバージョンアップとなる。

 「Bloatynosy」は、Windows 11の肥しとなっている不要な同梱アプリ(ブロートウェア)を削除するツール。標準ではアンインストールがサポートできないアプリも削除できる。OSのプライバシー設定を見直す機能、「Google Chrome」などの人気アプリをインストールする機能なども備える。

 今回のメジャーアップデートでは、アプリ名が「BloatynosyAI」になった。これは、最新のWindows 11からAI機能「Copilot」を削除する機能を加えたほか、本ソフト自体が“インテリジェントなアプローチ”をとっていることを強調するためだという。

 ユーザーインターフェイスは大きく様変わりしたが、基本的な機能・使い方は変わっていない。画面を下にスクロールしていけば、3つのコアモジュール(プライバシー設定、ブロートウェアアンインストーラー、アプリインストーラー)にアクセスできる。最上部の検索ボックスにキーワードを入れれば、それに応じたコマンドがサジェストされるので是非活用したい。たとえば、本バージョンで追加されたAI機能の削除は、「AI」「#AI」などと入力すればすぐアクセスできる。

キーワードの入力でコマンドがサジェストされる

 そのほかにも、本バージョンはWindows 10で動作するようになった。内部的にはローカライズもサポートしているとのことで、翻訳に参加することも可能だ。

ソフトウェア情報

「BloatynosyAI」
【著作権者】
Builtbybel 氏
【対応OS】
Windows 10/11
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
2.0(Build 70 Preview)(24/02/12)