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不要なOS同梱アプリを削除する「Bloatynosy」が「Copilot」風デスクトップアシスタントに
AIは未搭載で、動作はローカル完結
2024年1月30日 12:50
Windows 11の肥しとなっている不要な同梱アプリ(ブロートウェア)を削除するツール「Bloatynosy」が1月28日(日本時間)、v1.6.0へとアップデートされた。姉妹アプリとして、「Copilot in Windows」にインスパイアされた「CoMachina」がアナウンスされている。
「CoMachina」は、チャット形式でOSの操作やカスタマイズを依頼できるデスクトップアシスタントアプリ。たとえば「Check for updates」などと命令すると、「設定」アプリの[Windows Update]ページを開き、OSのアップデートがないかを確認できる。日本語には対応していないが、英単語を入力するとそれに関連した命令がサジェストされるので、英語が得意でなくとも使いこなせるだろう。
ユーザーインターフェイスはデスクトップサイドバーのようになっており、「Copilot in Windows」によく似ているが、「Copilot」とは異なりAIモデルはない。また、バックエンドにクラウドサービスを利用しておらず、動作はローカルで完結するという。ユーザーが入力した命令を「CoMachina」が解釈できない場合のみ、「Copilot」サービスへつながるようになっている。
「CoMachina」では「Bloatynosy」の“重要な部分がエミュレート”されているとのことで、チャット欄に「Bloatynosy」と入力すれば、ブロートウェアのアンインストールや。OSのプライバシー設定を見直す画面が現れる。もう少し洗練されれば、「Bloatynosy」を完全に置き換えることもできそうだ。
ソフトウェア情報
- 「Bloatynosy」
- 【著作権者】
- Builtbybel 氏
- 【対応OS】
- Windows 11
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.6.0(24/01/28)
- 「CoMachina」
- 【著作権者】
- Builtbybel 氏
- 【対応OS】
- Windows 11
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- Nathan 0.50.x Preview(24/01/27)