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Googleの生成AI「Gemini」(旧:Bard)が「Python」コードの編集と実行に対応

ただし有償の「Gemini Advanced」限定

「Gemini」のリリースノート

 米Googleは2月20日(現地時間)、生成AI「Gemini」(旧称:Bard)で「Python」コードの編集と実行をサポートしたと発表した。自分で書いたり、AIが生成したコードが実際に動くかどうかをテスト・検証できる。

 このコーディング機能は、「Python」を学習したいユーザーにとくに有用。「Gemini」が提示するサンプルコードにさまざまな変更を加えながら、それらが出力にどう影響するかを簡単に理解できる。また、開発者にとっては「Gemini」が生成したコードをプロダクトにコピーする前に、正しく動作することを確認できて便利(AIの生成コードをプロダクトに利用してよいかは、自身で判断のこと)。コードの動作確認が簡単かつ確実に行えるため、開発時間の短縮にもつながる。

 ただし、本機能は「Gemini Ultra 1.0」が利用できる有償サブスクリプション「Gemini Advanced」限定の機能となる。月額2,900円が別途必要だ。