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「Google Chrome 122」で4件の脆弱性が修正 ~セキュリティアップデートがリリース

いずれもスクリプトエンジン「V8」の問題

「Google Chrome」にアップデート。Windows環境にはv122.0.6261.94/.95が展開中

 米Googleは2月27日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定(Stable)版をアップデートした。Windows環境にはv122.0.6261.94/.95が、Mac/Linux環境にはv122.0.6261.94が順次展開される。

 本リリースは、毎週実施されているセキュリティアップデート。今回は4件の脆弱性が修正されている。このうち内容が明らかにされているのは2件で、いずれもスクリプトエンジン「V8」における型混乱(Type Confusion)の問題となっている。深刻度の評価は、いずれも「High」。

 そのほかにも、内部監査やファジングで発見された不具合も修正されているとのこと。

 デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、Windows 10/11に対応している。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデート可能。アップデートを完全に適用するには、「Google Chrome」の再起動が必要だ。